availableはモノに対して使うと何かが「利用可能、入手可能、使える、可能である」といった意味になります。 食べ物や飲み物だったら「飲食可能」であり、ホテルやマンションの部屋なら「宿泊可能」「入居可能」であり、発売された商品なら「入手可能、購入可能」... もう1つ意味をとるならば「候補になる」といった使い方です。 これも可能であるといった意味合いで考えてもいいのかもしれません。 Donald Trump is up for re-election. ドナルド・トランプは再選の候補だ。 He is up for the position of CEO next year. 彼は来年のCEOの地位の候補だ。 熟語のように決まった形で見かけるのが「up for grabs」です。
(be)up forだけでも何かに対して前向きである、やってもいい、乗り気であるといった感じの漠然とした感じの意味になります。 なかなか日本語にぴったり合う概念がなく翻訳の言葉を柔軟に考える必要があります。 わりと決まった形で見かけることも多く「up for grabs(誰にでも手に入る)」や「up for debate(議論に前向きである)」などの形が見られます。 シンプルな言葉の組み合わせなので、いろんな熟語の中に見られる表現ではありますが、ここでは「up for」単独での使い方を中心に例文にまとめました。 意味はまったく異なりますがup toについては『 up to(最大・次第・数字)の意味と使い方 』をご覧ください。